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FXボリンジャーバンドの解説図 平均値と偏差値で分析するボリンジャーバンドとは

FX取引の分析方法の一つ「ボリンジャーバンド」(bollinger-band . ボランジャーという発音もある)。

 

分析方法の要点を最初に説明し、その後に詳細に解説していきます。

 

ボリンジャーバンドとは、AとBを帯域(バンド)で表した指標です。

 

  • A:ある期間の平均終値
  • B:Aと価格の偏差値

 

ボリンジャーバンド 例
ボリンジャーバンド 例

平均値から求められた3つの線を目印に分析します。

 

現在のレートで見た場合、3本の線の内側に位置します。

 

レートの線は、外側の線に向かう確率ほど低いという見方になります。

 

±1σ(しぐま)は、平均値と偏差値で求めた線です。シグマは偏差値の意味

 

±2は1の2倍で求めた線、±3は1の3倍で求めた線です。計算式は省略しています。

 

類似の分析方法MACD 平均値を用いた「MACD」という分析方法があります。こちらは平均値のみを用いた分析方法で、ボリンジャーバンドと併用される方法ですので、参考になると思います。

 

 

 

 

以下、ボリンジャーバンドの詳細な説明に進みます。

 

線の内側に収まる確立

冒頭で、3つの線を説明しています。その線は、線の内側に動きが収まる確率の値です。

 

その値を以下で例にしています。

 

  • ±1σに収まる確率 = 78.62%
  • ±2σに収まる確率 = 94.23%
  • ±3σに収まる確率 = 99.82%

 

この確率は、その帯域(バンド)の中での値動きの確率ということになります。

 

上の例では、±1σの線と線の間(帯域)に、値動きが収まる確率が、78.62%という事です。

 

±3σでみると、99.82%の確率で帯域内に動きは収まる、つまり帯域を出ることはほとんどないという事になります。

 

ボリンジャーバンド ±1σ 例
ボリンジャーバンド ±1σ 例

こういった確率から、レートの線が帯域のどこに位置しているかで、値動きの予想に役立ちます。

 

±2σ付近で逆張り予想

線は1、2、3と数字が大きくなるごとに、その線の内側に収まる確率が100%に近づきます。

 

±2σの線は、その確率は90%を超えることが通常で、レートが±2σ付近に近づいた状況では、次のように分析が出来ます。

 

約90%(±2σ)の確率でその線の内側に収まるのなら、その線より内側にレートが進む、という分析になります。

 

ボリンジャーバンド ±2σ 例
ボリンジャーバンド ±1σ 例

上の例では、レートが+2σ付近の状況を表しています。

 

こういった状況では、値上がりし過ぎという分析になり、逆張りという分析に利用されます。

 

今後値下がりするという予想になり、売りという行動につながります。

 

その他の分析の見方は、線の帯域の幅を利用する方法があります。

 

幅の広狭で方向性を見る

帯域の幅の広がり狭まりの動きを見て、動きの方向性を見ることが出来ます。

 

ボリンジャーバンド 方向性 例
ボリンジャーバンド 方向性 例

上の例では、±1σの帯域が広がっています。その場合、その方向性についていくことが順張りになります。

 

幅が広がって、レートが値上がりしている場合は、レートが上昇するという見方です。

 

レートは大きく値動きする場合でも、細かい値動きから一定方向に値動きします。

 

その細かい値動きの状況から、レートが上下に動いた場合、ボリンジャーバンドの幅も変わる場合は、その幅の動きからレートの動きを分析する事が出来るのです。

 

計算式の省略の意味

以上がボリンジャーバンドの説明になります。冒頭で各σ線の計算式を省略しています。

 

省略した意味は、分析の都度、計算する必要がないからです。取引ツール上で分析機能を利用するだけで、ボリンジャーバンドがチャート上に重ねて表示されます。

 

その表示されるボリンジャーバンドの見方と意味さえ理解していれば、バンドを求める計算式を覚える必要はないと思います。

 

このボリンジャーバンドという分析方法は、ぱっと見るだけで分析できる方法で人気あるものです。

 

特に難しい理解は必要ありませんので、他の線を利用した分析方法と組み合わせて利用する方法も多く用いられています。

 

その一つに、先ほども挙げたMACDとの併用がありますので、参考にご確認下さい。

 

 

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