Home
Home > FX取引の注文方法【成行注文 指値注文 逆指値注文】図解 基本的な注文方法

FX取引の注文方法【成行注文 指値注文 逆指値注文】図解 基本的な注文方法

FX取引における、お金の買い方、お金の売り方についての説明になります。

 

まず簡単にFX取引とは、異なるお金とお金を売り買いして、その時の値段の差額から損益が生じるものです。

 

例えば、日本のお金である円と、アメリカなどで使われているドルに交換する場合は、円でドルを買う、または円を売ることになります。

 

では、FX取引における基本的なそのお金の買い方から説明を始めて、次に売り方を見ていきましょう。

 

FX取引におけるお金の注文方法

ここでは、買い注文から始める取引を例に説明を進めます。

 

お金を買うにはまず、FX会社に注文をします。これを専門用語で新規買い注文といいます。反対に、売り注文から取引を始める場合は新規売り注文になります。

 

いざ注文をする際や、こういった説明などに出てくる事がある用語ですので、使うかどうかは別として、知っておいて損はないと思います。

 

その新規買いに対して売る事は、決済売り注文といいます。説明の所によって言い方は違ったりする事もありますが、指している内容は同じです。

 

新規売り注文に対する買い注文は決済売り注文です。

 

売り買いは別として、新規注文でFX取引が始まって決済注文でFX取引が終わる、という事です。

 

では、FX取引における、お金の買い方ですが、FX会社にお金を買う注文を出します。

 

このFX取引注文の仕方の、売り注文から始める場合については、売りから始める注文についてのページをご確認下さい。

 

FX取引の注文には種類がある

普通の買い物での注文なら、100円の商品を買いたいと注文して、お金を支払えば買うことが出来ます。

 

では、FX取引の注文は、どういう注文なのか。その注文には、種類があります。

 

まず、二つの基本的な注文について説明します。

 

一つは、成行(なりゆき)注文です。これは、値段を決めずに注文を出す方法です。

 

成行(なりゆき)注文 図解
成行(なりゆき)注文 図解

なぜ値段を決めないのか、つまり値段はいくらでも良いから、すぐに売り買いしたいという注文方法なのです。

 

上図では、注文を出した後、値段に関わらず、注文が成立する事を示しています。

 

所によっては、「プライスオーダー」や「ストリーミング注文」と呼ばれる事もあります。

 

詳細については後ほど説明いたしますが、別ページでも解説しています。

 

 

 

では二つ目は、指値注文です。これは、値段を決めて注文を出す方法です。

 

指値(さしね)注文 図解
指値(さしね)注文 図解

上図では、値段が「110.5になったら売る」という注文が成立した例です。

 

 

 

一つ目の成行注文とは、反対に位置する注文方法ですが、なぜこのようになるのか、二つを合わせて説明いたします。

 

FX取引の成行注文と指値注文

FX取引における基本的な注文方法である、成行注文と指値注文

 

なぜこのような注文の仕方になるのでしょうか。これは、FX取引における売買の基本的な仕組みが関係しています。

 

普通のコンビニなどでの買い物なら、100円の商品が存在していて、それを手にしてお金を支払うというものです。

 

お金の買い物も同じで、お金という商品が存在していて初めて、お金を支払う事で売買が成立するのです。

 

コンビニでなら、商品が存在している事は目で見て分かりますが、お金がどこに存在しているのでしょうか。

 

これは、お金を持っている人が、お金を売りたいと言って、FX取引の市場(マーケットと呼ばれます)にお金を取引に出している事で、お金が商品として存在することになるのです。

 

このお金が存在するかどうか、コンビニのように棚に陳列されている訳ではありませんから、目で見ては分かりません。

 

この目で見て分からないという点については、FX取引のサービスやチャートなどで分かるようになりますが、それは別のページで説明しています。

 

 

 

では、お金が商品として存在する事が分からない場合、お金を買いたいと注文を出しても、そのお金が売られていなければ、買うことが出来ません。

 

100円で1ドルを買いたいといっても、その値段でドルが売られていなければ、買うことは出来ないのです。

 

この値段を指定して買いたいという状態の注文方法が、指値”さしね”注文です。普通はこういった買い方を考えるはずです。

 

ですが、お金がその値段で売られていなければ、買うことは出来ません。

 

どうしても買いたい、いくらでも良いからドルが売られていればすぐに買いたい、という考えにもなる場合もあります。

 

そういった場合は、成行”なりゆき”注文という買い方になるのです。

 

成行注文と指値注文の良い点と悪い点

成行注文と指値注文という方法がなぜ用いられているのかという事は、初めての方でも分かっていただけたと思います。

 

状況による注文の仕方があるという事ですが、どちらにも良い点・悪い点があります。

 

指値”さしね”注文は、やはりお金が希望の値段で売られていなければ、どれだけ待っても買えないと言う欠点があります。

 

成行”なりゆき”注文は、欲しいお金が売られていれば、注文を出して即、買うことが出来ます。

 

どちらにもスリップページという差額が発生する事があります。スリップページについては、別のページで説明していますので、よろしければご確認下さい。

 

 

 

では、成行注文には、即決済する一方で、予期しない値段でも注文が決まってしうという欠点があります。1ドル100円程度を希望していたのに、成行注文をしたら、1ドル200円で買ってしまった、という事もありえます。

 

成行注文は、その時に一番(安い/高い)値段で約定します。買い注文なら、一番安い値段で注文が約定します。しかし、注文を出す寸前に、一番安い値段が大きく高い方に動いた場合など、欠点となる予期しない値段で買うことになります。

 

どちらにも良い点・悪い点がありますが、慎重にFX取引をするには、やはり値段の動きを判断して、指値注文をするのが安全で、これがやはり指値注文の利点と言えると思います。

 

初めのうちは成行注文はあまり利用しないと思います。利用するとしたら、保有しているお金の価値が大暴落した時、すぐにでも全部売って、損を最小限にしたいといった場合には、成行注文が適しています。

 

その反対もあります。何かの理由でドルが値段の急騰した場合、この先も高騰し続けると判断したら、いくらでも良いからすぐにでもドルを買えるだけ欲しい、という事もあります。

 

そうした場合も指値注文より、成行注文の方が適した買い方になる事があり、成行注文の利点と言えると思います。

 

FX取引の逆指値注文とは

FX取引の成行注文と指値注文の他に、逆指値注文という方法があります。

 

これは、成行注文を出す値段を決めて注文をするというものです。

 

例にすると、現在は1ドル100円ですが、1ドル98円になったら成行注文をしたい、といった場合に注文が出せる方法です。

 

逆指値注文 図解
逆指値注文 図解

ずっとFX取引に時間をかけていられない場合や、値段の動きが長期的に動いている場合など、逆指値注文をしておくと、便利にFX取引が出来ます。

 

また、その反対の利用方法もあります。保有しているお金の価値が、どれくらい下がったら即売って、損を最大限に押さえたいという場合にも利用できます。

 

その損をおさえる事を、専門用語では損切りといいます。

 

FX取引に慣れるまでは、指値注文を利用して、徐々に状況に応じて逆指値注文、成行注文を利用する事が良いと思います。

 

FX取引の注文方法は、その他にもあります。これまでに説明した成行注文、指値注文、逆指値注文を組み合わせた、複雑ですが便利な注文方法があります。

 

それは別のページで説明していますので、参考にご確認して頂きたいと思います。

 

 

 

最新記事

FX売買の注文で通貨の指定がない訳 仕組みを理解する必要

FX売買の注文で通貨の指定がない訳 仕組みを理解する必要

FXを始めて、いざ注文という所まで進んだ時、ふと疑問になった方は多いと思います。FXの注文での売り買いは、通貨の指定がない事がほとんどです。そのため、通貨ペア「ドル/円」などでは、ドルを買う、円を買う...
FX取引の売り注文からの始め方 FXは売る事から取引を始める事が可能

FX取引の売り注文からの始め方 FXは売る事から取引を始める事が可能

FX取引において、売り注文から始める方法、新規売り注文についての説明です。FX取引の売り注文からの始め方は、その通り、売ることからFX取引が始まる事です。普通のFX取引は、日本円で外貨を買って売り、その額...
FX相場に関わる金融政策と日本銀行について 国内政策が外国為替に影響する理由

FX相場に関わる金融政策と日本銀行について 国内政策が外国為替に影響する理由

金融政策とは、国が自国通貨の国内価値を安定させるために行います。それは、日本銀行が通貨を安心して使用できるようにするという、銀行の機能に基づいているのです。その安心して使用できるということに、対内...
FX「為替売買動向/ポジション比率」の見方と活用方法 トレンド予想と投資家予想を見る

FX「為替売買動向/ポジション比率」の見方と活用方法 トレンド予想と投資家予想を見る

為替相場の動向を知る上で、発注済の注文と未決済のポジションを確認して、大まかなトレンド等を見ることがあります。通貨ペアによって、どれだけの売り注文・買い注文が出されているか、未決済のポジションはど...
米国債など国庫債券の解説 利回りの決まり方 利息の違いとは 為替への影響の何故

米国債など国庫債券の解説 利回りの決まり方 利息の違いとは 為替への影響の何故

国債など債券についての解説です。国債とは債券の一種で、その債券は有価証券に類します。有価証券のその他は、株式や社債、公社債、小切手や手形など。有価証券とは、それ自体に財産的な価値がある券の事で、現...
ファンダメンタル分析の対象になる実例 取引材料の実際の出来事から学ぶ

ファンダメンタル分析の対象になる実例 取引材料の実際の出来事から学ぶ

FX取引では、ファンダメンタル分析が重要になる、という記事からの派生になります。取引材料6選とはFX取引に取り掛かる前の確認事項...FX取引を始める前、ファンダメンタル分析を行う事が推奨され、テクニカル分...
FX取引前の確認事項 取引材料6選 とは 国債利率や地政学リスク、災害や他投資等

FX取引前の確認事項 取引材料6選 とは 国債利率や地政学リスク、災害や他投資等

FX取引では、ファンダメンタル分析が重要になります。取引を始める前、デイトレードならその日に取引を始める前に、ファンダメンタル分析を行います。テクニカル分析でなくファンダメンタル分析が、ご自身に独自...
more

FXとは

FXの注文について

テクニカル分析について

ファンダメンタルズ分析について

FXの専門用語

FX会社の比較 検索