Home
Home > FXの分析方法の選び方 過度にテクニカル分析を重要視しない 基本の理解と慣れ

FXの分析方法の選び方 過度にテクニカル分析を重要視しない 基本の理解と慣れ

FXには、多くの分析方法があります。大きく分析方法を分けると、次の3つに分類されます。

 

  • FX分析の種類
  • テクニカル分析(チャートで分析)
  • ファンダメンタル分析(経済面等で分析)
  • その他(上記2つに分類されない分析)

 

この中で、テクニカル分析については、多くの分析方法があり、数十種類にも及びます。

 

どの分析方法を選んだらよいのか、以下で解説をしています。

 

チャートは2~3を選んで慣れる

テクニカル分析で用いるチャートの見方(分析)ですが、数十種類ある中で、その選び方が悩むところです。

 

結論から申し上げると、全て使いこなせなくても良いのです。

 

使いこなせるにこしたことはありませんが、ご自分にあった2~3の方法で良く、せいぜい5~6の組み合わせで用いるのが良いと思います。

 

数十種類ある分析方法の内容を理解して、その他の分析方法への理解を深める、そして一番理解しやすく、理解が深まったものを利用するのが最善だと思います。

 

テクニカル分析は、あくまでチャートの見方、これまでの値動きを見るわけですから、分析方法によって完全に結果が異なることは少なく、似たサインが出るものですから、慣れている方法で良いと言う事です。

 

簡単に言うと、テクニカル分析は、ご自分にとって使いやすいものに絞って慣れるのが良い、と言う事です。

 

選び方では次のような理由はいけません。絶対に全てのテクニカル分析を利用できなくてはならない、この分析方法じゃなければいけない、この分析方法を利用しているトレーダーはいない、などという事で選ぶ必要はありません。

 

分析の種類や方法、そして人気や普及度合いなどでなく、分析方法を選びます。

 

分析の種類や方法で優劣を決めない

前項の最後にありますように、どの方法が良くて使わなければならないということはありません。

 

ます分析の種類なら、テクニカル分析とファンダメンタル分析、そのどちらが良いという事ではありません。

 

これはどちらも参考にするべきです。

 

チャートによるテクニカルな分析と、ファンダメンタル分析をそれぞれ参考にして、どちらかを絶対視してはなりません。

 

それぞれを用いる割合は、半分半分ではないと思います。

 

トレーダーそれぞれではありますが、チャート分析(テクニカル分析)だけで分析することは危険です。

 

値動きの経過を表したチャートだけで判断すると、あくまでチャートは過去の経過ですから、これからの動きを絶対的に分析できるものではありません。

 

それはファンダメンタル分析も同じですが、分析方法の用い方などは、以下のような形が一般的だと思います。

 

分析と一般的な導入方法

取引に注文を出す、エントリーを出す、などと言われますが、実際に分析などで収益が望めるという判断が出来て、注文を出します。

 

その判断には、分析だけでは危険だという解説を前項でしました。

 

では、取引に分析をどう導入したら良いのでしょうか。

 

一般的には、前日の流れを意識します。前日の流れは分析よりも高い確率で続く傾向があります。

 

よって東京時間だけでなく、前日のニューヨークやロンドンの流れを把握します。

 

それに今日の重要な指標発表などのイベントなどを確認し、それに合わせる形でテクニカル分析としてチャートを見ます。

 

取引のスタイルが、デイトレードなら、まずその日の目標を明確にする事と、取引にかける時間やその時間帯、見込む利益など、総合的に想定します。

 

それにはどのタイミングが良いか、イベントの前か後かなど、どういったスケジュールを組めば良いのか、明確になります。

 

明確に自身のスケジュールを設定出来る事で、無駄がなくなり、取引自体に集中ができるという事につながります。

 

FXでテクニカル分析を重要視できない理由

この項目では、選ばれる分析方法について触れます。

 

まずテクニカル分析とは、そのほとんどが投資として先に存在していた株式相場を習って作られたものです。

 

そのため、次のような点がFXでは曖昧とされます。株式市場は開始時間と閉場時間が決まっているため、始値と終値がはっきりしています。

 

しかし、FXは24時間取引が出来るため、初めと終わりの線引きがあいまいになります。そのため、チャートの核となるローソク足を判断材料として重要視することは危険とされるのです。

 

 

 

また、チャートは時間帯によって区切ることで分析が出来るので、時間帯の線引きが曖昧なら過度に信頼することは、良くはないという考えなのです。

 

基本的なテクニカル分析方法

基本的なテクニカルな方法に触れます。

 

その一つにある、移動平均線は、一定の期間のレートの平均を線にしたものです。そのため、前項で挙げた設定する期間がとても重要になります。

 

期間が短ければレートは敏感に反応しますが、その分トレンド(傾向)とは逆に動くことにも影響します。

 

反対に、期間が長ければ大きな動きはもちろん反映されますが、その分、短い期間が見えなくなります。

 

では、期間の設定はどのようにしたら良いのか、それはご自身の取引スタイルに合わせるのが良いのです。

 

デイトレードなら1日から長くても3ヶ月。あくまで長短の両方の期間を参考にする。そのどちらだけでもいけません。短期間は長期の流れが関係していて、長期は短期によって形成されるものですから、どちらがだけでは不完全です。

 

デイトレードでの分析に用いる期間は、一般には5日、21日、90日、200日というのが多いです。

 

これはこれまでの多く取引されてきた結果、FXの歴史の中で多くのトレーダーが良いとしてきた期間で、それより重要なのは、その期間を多くのトレーダーが判断する日数として利用しているという事です。

 

 

 

ゴールデンクロスとデッドクロスは少し遅い

前項で挙げた、移動平均線。その分析の仕方で登場するゴールデンクロスとデッドクロスがあります。

 

買いのシグナルと、売りのシグナルとされますが、次のような不安点があります。

 

移動平均線で注目されるゴールデンクロスとデッドクロスは、後に振り返って分析するには良いのですが、リアルタイムで取引するには、取引のシグナルとしては少し遅い面があります。

 

どちらのクロスも、いざその時々で表れるものですから、そのシグナルが確実に捉えられてからでは遅いという事になるのです。

 

では、売買のシグナルはどう見るのか。

 

デイトレでは、その時々の他に、5日と21日のチャートを見て、その傾向の転換に注目します。中期的(21日)なトレンドから短期(5日)のトレンドを見て、短期の向きが変わったらエントリーのタイミングという分析の仕方です。

 

これも先人がそうしてきた結果と、また多くのトレーダーが見ているポイントであるという事から、5日と21日という期間が用いられています。

 

そして、そうした過去の決まった期間別に特化した分析方法があり、それは一目均等表という分析方法です。

 

一目均等表は、未来のトレンドを意識した過去の遅行スパンという見方がそれになります。

 

 

 

ボリンジャーバンドのバンド付近の判断

前項で触れた一目均等表と違ったチャートで、偏差値を用いた分析方法がボリンジャーバンドといいます。

 

先ほど触れたゴールデンクロス等のクロスに似た、ボリンジャーバンドの上下のバンド付近に分析する判断ポイントがあります。

 

バンド付近に値動きが近づいたら、逆張り(現在の動きと反対の注文を出す)という考えもありますが、そんな時は、レートだけでなく、ローソク足の形の変化にも注目すべきです。

 

ローソク足が陽線から陰線に変わったら下降、その逆なら上昇という見方で、ボリンジャーバンドに表れるほどの強トレンドなら、そういったローソク足を合わせて分析しても遅くないという考えです。

 

 

 

反対にバンドにレートが近づいただけで判断すると、そのままバンドにレートが張り付いたまま値動きがないという事もあります。

 

その他の見方にあるバンドの拡がりについては、順張りのサインとしては良いと思います。

 

 

 

おさらい

ここまでで、以下の点を解説してきました。

 

  • チャートは3つ位で良い
  • 分析の種類や方法で優劣を決めない
  • 分析と一般的な導入方法
  • テクニカル分析を重要視できない理由
  • 基本的なテクニカル分析方法
  • ゴールデンクロスとデッドクロスは少し遅い
  • ボリンジャーバンドのバンド付近の判断

 

大方が、基本的な分析方法である移動平均線は、方法に一つに取り入れ、その他の分析方法を移動平均線に組み合わせるという見方です。

 

その他の組み合わせとしては、種類や方法、そして人気や普及度合いなどでなく、分析方法を選びます。

 

ご自身にあった方法を模索して、過度にテクニカル分析を重要視しない。そして基本的な分析方法とその理解を深めて、自身の取引方法で慣れ、経験を積んでいくことが最善だと思います。

 

最新記事

FX売買の注文で通貨の指定がない訳 仕組みを理解する必要

FX売買の注文で通貨の指定がない訳 仕組みを理解する必要

FXを始めて、いざ注文という所まで進んだ時、ふと疑問になった方は多いと思います。FXの注文での売り買いは、通貨の指定がない事がほとんどです。そのため、通貨ペア「ドル/円」などでは、ドルを買う、円を買う...
FX取引の売り注文からの始め方 FXは売る事から取引を始める事が可能

FX取引の売り注文からの始め方 FXは売る事から取引を始める事が可能

FX取引において、売り注文から始める方法、新規売り注文についての説明です。FX取引の売り注文からの始め方は、その通り、売ることからFX取引が始まる事です。普通のFX取引は、日本円で外貨を買って売り、その額...
FX相場に関わる金融政策と日本銀行について 国内政策が外国為替に影響する理由

FX相場に関わる金融政策と日本銀行について 国内政策が外国為替に影響する理由

金融政策とは、国が自国通貨の国内価値を安定させるために行います。それは、日本銀行が通貨を安心して使用できるようにするという、銀行の機能に基づいているのです。その安心して使用できるということに、対内...
FX「為替売買動向/ポジション比率」の見方と活用方法 トレンド予想と投資家予想を見る

FX「為替売買動向/ポジション比率」の見方と活用方法 トレンド予想と投資家予想を見る

為替相場の動向を知る上で、発注済の注文と未決済のポジションを確認して、大まかなトレンド等を見ることがあります。通貨ペアによって、どれだけの売り注文・買い注文が出されているか、未決済のポジションはど...
米国債など国庫債券の解説 利回りの決まり方 利息の違いとは 為替への影響の何故

米国債など国庫債券の解説 利回りの決まり方 利息の違いとは 為替への影響の何故

国債など債券についての解説です。国債とは債券の一種で、その債券は有価証券に類します。有価証券のその他は、株式や社債、公社債、小切手や手形など。有価証券とは、それ自体に財産的な価値がある券の事で、現...
ファンダメンタル分析の対象になる実例 取引材料の実際の出来事から学ぶ

ファンダメンタル分析の対象になる実例 取引材料の実際の出来事から学ぶ

FX取引では、ファンダメンタル分析が重要になる、という記事からの派生になります。取引材料6選とはFX取引に取り掛かる前の確認事項...FX取引を始める前、ファンダメンタル分析を行う事が推奨され、テクニカル分...
FX取引前の確認事項 取引材料6選 とは 国債利率や地政学リスク、災害や他投資等

FX取引前の確認事項 取引材料6選 とは 国債利率や地政学リスク、災害や他投資等

FX取引では、ファンダメンタル分析が重要になります。取引を始める前、デイトレードならその日に取引を始める前に、ファンダメンタル分析を行います。テクニカル分析でなくファンダメンタル分析が、ご自身に独自...
more

FXとは

FXの注文について

テクニカル分析について

ファンダメンタルズ分析について

FXの専門用語

FX会社の比較 検索