Home
Home > FXのオシレーターとは 通貨の人気度データ 適した分析はRSI分析

FXのオシレーターとは 通貨の人気度データ 適した分析はRSI分析

FXでオシレーターという用語が使われています。英語では「Oscillator」意味は「発振器」です。

 

FX取引でオシレーターは、個別の通貨の売買状況を示す指標として使われています。

 

指標とは分析に用いられるデータ・情報をいいます。

 

例にすると「円が買われ過ぎている、円が売られ過ぎている」という分析に使われるのです。

 

なぜこのオシレーターという見方がFX取引には必要なのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

 

オシレーターとは通貨の人気度

オシレーターとは、個別の通貨の売買状況を表したデータです。お金の取り扱い具合をみるものです。

 

FX取引の他にもオシレーターという言葉は使われますので、FX取引に限った意味と言う事で覚えてください。

 

では、このオシレーターは、一つの通貨がどれくらい人気があるのか、を示したデータなのです。

 

人気がありすぎる、なさすぎるという場合に、取引する人の心理に影響を与える事から、用いられるようになったデータなのです。

 

ドルを例にすると、ドルが買われすぎていた場合、もうそろそろ皆が買わなくなるだろうという心理につながり、購入者が減る事を予想します。

 

その予想から売りたい人は値段を低くしてでも売りに出します。それがFX市場全体で行われると、値段の下降に繋がるのです。

 

ではオシレーターという指標は、具体的にどのような分析に使われているのでしょうか。

 

RSI分析とは

オシレーターというデータは、色々な手法でFX取引の分析に使われているデータです。

 

その分析を系統にするとオシレーター系分析といわれます。

 

そのオシレーター系分析の中で、最も用いられている分析が、RSI分析です。

 

RSI分析の読み方は”あーるえすあい”で、意味は”相対力指数”です。英語の頭文字をとった用語です。英語表記は”Relative Strength Index”です。

 

このRSI分析は、一つの通貨をある日数、値上がりと値下がりの合計を使って、計算式で出た割合を求めます。

 

割合50%が中間で、割合が高いと買われすぎ、割合が低いと売られすぎ、と判断します。

 

RSI分析の計算方法で求められた割合を、RSI値といいます。

 

RSIの計算式

RSIの計算式
RSIの計算式

この計算式を使って、以下のような例をあつかってみましょう。

 

  • 日数は9日間
  • 値上がりの合計:100円
  • 値下がりの合計:70円

 

計算式は「RSI = 100/100+70」になり、答えは58.8%になります。

 

この場合は、買われすぎでも売られすぎでもない、という事になります。

 

簡単な例をあげると、値上がりの合計と値下がりの合計は100円だった場合、答えは50%になります。ちょうど割合は同じという事です。

 

このRSI分析では、70%以上が買われすぎ、30%以下が売られすぎという事になります。

 

RSI分析の活用方法

では、RSI分析の結果が買われすぎ、売られすぎ、という結果だったら、どういう現象が起きる、また予測できるのでしょうか。

 

まず計算する日数は、9日間や14日間が最もよく使われている日数です。

 

その日数の値段の上下から、70%と30%という割合を目安に、買われすぎ、売られすぎ、という判断をします。

 

70%以上のRSI値は買われすぎ、30%以下のRSI値は売られすぎ、という分析になります。

 

その結果、価格のこれまでの動きと、逆方向に動く現象があります。その現象をRSIの逆行現象といいます。

 

例をあげると、値段が下落していて、RSIの割合が30%以下の状況になり、RSIの割合が上昇になった場合、そのまま値段自体も上昇の傾向があります。

 

RSIの逆行現象

RSIの逆行現象
RSIの逆行現象

上の例のRSIの逆行現象は、価格が下落している期間を示したものです。

 

その期間を、異なる9日間でそれぞれRSI分析で見てみると、同じ下落期間ですが、RSI値が異なります。

 

前の9日間では、23%と売られすぎという結果ですが、後の9日間では、30%と回復傾向にある事が分かります。

 

後の9日間を終える間際に、価格が上昇しています。これがRSIの逆行現象といえるのです。

 

RSI分析の弱点

ではRSI分析に弱点はないのでしょうか。RSI分析は値段の上がり下がりがあって分析できるものです。

 

値段がゆっくりと期間をかけて上下する場合は、RSI分析に表れませんから、そういった場合にはRSI分析は不向きです。

 

例をあげると、連日のRSI値が40%程度だった場合、RSI分析ではあまり反応しづらい結果になります。

 

しかし連日、その状況が続くと、価格はゆっくりと下落していきます。この40%という値の例は、値上がりの合計が40円、値下がりの合計が60円、という場合があります。

 

この場合、値下がりの合計が大きいですから、価格は下落していきますが、RSI分析では40%と結果になります。

 

それぞれの分析方法には、当然ですが向き不向きがあります。為替の状況に応じて分析方法を使い分け、その中の一つの方法に、RSI分析という方法が人気で取り入れられています。

 

最新記事

FX売買の注文で通貨の指定がない訳 仕組みを理解する必要

FX売買の注文で通貨の指定がない訳 仕組みを理解する必要

FXを始めて、いざ注文という所まで進んだ時、ふと疑問になった方は多いと思います。FXの注文での売り買いは、通貨の指定がない事がほとんどです。そのため、通貨ペア「ドル/円」などでは、ドルを買う、円を買う...
FX取引の売り注文からの始め方 FXは売る事から取引を始める事が可能

FX取引の売り注文からの始め方 FXは売る事から取引を始める事が可能

FX取引において、売り注文から始める方法、新規売り注文についての説明です。FX取引の売り注文からの始め方は、その通り、売ることからFX取引が始まる事です。普通のFX取引は、日本円で外貨を買って売り、その額...
FX相場に関わる金融政策と日本銀行について 国内政策が外国為替に影響する理由

FX相場に関わる金融政策と日本銀行について 国内政策が外国為替に影響する理由

金融政策とは、国が自国通貨の国内価値を安定させるために行います。それは、日本銀行が通貨を安心して使用できるようにするという、銀行の機能に基づいているのです。その安心して使用できるということに、対内...
FX「為替売買動向/ポジション比率」の見方と活用方法 トレンド予想と投資家予想を見る

FX「為替売買動向/ポジション比率」の見方と活用方法 トレンド予想と投資家予想を見る

為替相場の動向を知る上で、発注済の注文と未決済のポジションを確認して、大まかなトレンド等を見ることがあります。通貨ペアによって、どれだけの売り注文・買い注文が出されているか、未決済のポジションはど...
米国債など国庫債券の解説 利回りの決まり方 利息の違いとは 為替への影響の何故

米国債など国庫債券の解説 利回りの決まり方 利息の違いとは 為替への影響の何故

国債など債券についての解説です。国債とは債券の一種で、その債券は有価証券に類します。有価証券のその他は、株式や社債、公社債、小切手や手形など。有価証券とは、それ自体に財産的な価値がある券の事で、現...
ファンダメンタル分析の対象になる実例 取引材料の実際の出来事から学ぶ

ファンダメンタル分析の対象になる実例 取引材料の実際の出来事から学ぶ

FX取引では、ファンダメンタル分析が重要になる、という記事からの派生になります。取引材料6選とはFX取引に取り掛かる前の確認事項...FX取引を始める前、ファンダメンタル分析を行う事が推奨され、テクニカル分...
FX取引前の確認事項 取引材料6選 とは 国債利率や地政学リスク、災害や他投資等

FX取引前の確認事項 取引材料6選 とは 国債利率や地政学リスク、災害や他投資等

FX取引では、ファンダメンタル分析が重要になります。取引を始める前、デイトレードならその日に取引を始める前に、ファンダメンタル分析を行います。テクニカル分析でなくファンダメンタル分析が、ご自身に独自...
more

FXとは

FXの注文について

テクニカル分析について

ファンダメンタルズ分析について

FXの専門用語

FX会社の比較 検索