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FX取引の売り注文からの始め方 FXは売る事から取引を始める事が可能

FX取引において、売り注文から始める方法、新規売り注文についての説明です。

 

FX取引の売り注文からの始め方は、その通り、売ることからFX取引が始まる事です。

 

普通のFX取引は、日本円で外貨を買って売り、その額の差で損益が生じるものです。

 

新規売り注文とは

FX取引は、通貨ペアで売り買いが行われます。通貨ペア「ドル/円」なら、ドルと円の取引になります。

 

この通貨ペアは【売る・買う】どちらからでも取引を始める事が出来るのです。

 

その理由は、FXの取引は通貨ペアの通貨を必ず売り買いして終わる事から、売り買いの順序は【買い→売り・売り→買い】のどちらからでも良いのです。

 

これは、円をドルに換えて持っていたい、という場合などでFX取引にて購入したドルをずっと持っている、という事は出来ないという事です。そういった場合は銀行などで交換する方法がありますが、FXでは必ず売買をするという取引になります。

 

通貨ペア「ドル/円」の場合、円で買うことから始めるのが一般的です。

 

その反対で、円を売って取引を始める事も出来ます。

 

これを新規売り注文といいます。

 

円からドルに交換する場合、ドルを円で買う、円を売ってドルで買ってもらう、売り買いどちらも円からドルに交換する事に違いがないのです。

 

新規注文図解

以下は新規買い取引・新規売り取引を、決済までを表した図です。

 

通貨ペアはドル/円、左の内枠が当方で、右側が先方となる取引対象です。

 

当方が買い手なら、必ず売り手が存在します。反対に、当方が売り手なら、買い手がいて取引が成立します。

 

新規買い注文
新規買い注文

上図は、円でドルを買う→買い得たドルを売って、円で買ってもらう の流れです。

 

新規売り注文
新規売り注文

上図は、円を売り出しドルで買ってもらう→売り得たドルで円を買う の流れです。

 

どちらも、損益=売値-買値 で求められる事に違いはありません。

 

買いは、安く買って高く売ります。 売りは、高く売って安く買います。

 

  • 買い例:1ドル100円の場合
  • ↓ 1ドル100円 で 1ドルを円で買う
  • ↓ 1ドル110円 にドルが値上がり
  • ↓ 1ドル110円 で 1ドルを売る
  • ↓ 100円で買って110円で売った=+10円の利益
  • 損益=売値(110円)-買値(100円)

 

  • 売り例:1ドル100円の場合
  • ↓ 1ドル100円 で 円を売って1ドルを得る
  • ↓ 1ドル90円 にドルが値下がり
  • ↓ 1ドル90円 で 円をドルで買う
  • ↓ 100円で売って90円で買った=+10円の利益
  • 損益=売値(100円)-買値(90円)

 

売りを補足すると、1ドル/100円の時、円を売りに出して、ドルで買われました。つまり、ドルを手に入れました。

 

このドルを手に入れる事は、円でドルを買っても同じことなのです。

 

1ドル/90円の時、円を買います。100円の価値があるドルで、90円の価値の円を買います。その差+10円が損益です。

 

一般の買い物に置き換えると、90円の商品を、100円を支払って購入して、お釣りが10円という事と同じ具合です。

 

こういった仕組みはともかく、買いは上がりの予想、売りは下がりの予想という理解でも良いです。

 

この売り注文は、慣れていても多少混乱する事がありますので、新規売り注文を行う場合にも注意が必要です。

 

FX取引の売り買い

修正し更新しました。

 

前項の補足をしますと、円でドルを買う場合、世界中の誰かがドルを売っているから、買うことが出来るのです。

 

売り出されているドル、買い注文に対する売り注文、どちらも売りと買い、それぞれの注文があって成り立ちます。

 

新規売り注文から決済買い注文まで
新規売り注文から決済買い注文まで

FXは売り買いのどちらからでも取引が可能のため、ほとんどのFX会社などの取引では、以下のように取引が簡略化されています。

 

注文に通貨の種類はなく、取引する通貨ペアの数量を売る買うという事になります。

 

ドルを売る、円を買う、等という事でなく、通貨ペア「日本円/A」の取引で、数量1を売る、数量1を買う、と簡略化されています。

 

買い注文は、通貨Aの値段が上がることで収益になります。

 

売り注文は、通貨Aの値段が下がることで収益になります。

 

仕組みとしては前述の通りですが、こういった簡略化した理解で十分に取引に問題はありません。

 

つまり、買いは上がりの予想、売りは下がりの予想という理解で良いのです。

 

FXの売り注文は、株取引で用いられている空売りと混同しがちですが、FX取引では用いられる事はありません。

 

FXでは空売りという用語はありませんが、次項で一応の説明をしていますので、読み飛ばして頂いて構いません。

 

空売り注文は持っていない商品を売る事

FX取引にはありませんが、株取引にあるため触れた空売り注文について説明をしています。

 

空売り注文とは、”空”、つまり持っていない物を売ることです。

 

これは株式など金融商品の取引の可能性を拡大させたもので、これから値段が変動するであろう商品を、前もって売って、その後に買い戻すというものです。

 

これについては、直接FX取引には関わりは薄いですので、スキップしても問題ありません。

 

まず、持っていない商品をどうやって売るのか。それは、株を扱う証券会社が持っている株を借りるのです。

 

例えば、株が100円に上がると思っていても、現在は持っていない、しかしすぐにでも値段が動くと思った場合、証券会社から株を借りて売り、100円を得ます。

 

この場合、証券会社に株を借りている状態ですから、その後で株を買って返します。

 

その時の株の値段が、100円以下であれば、例えば90円だった場合、10円の収益になります。

 

  • 例:株価100円の場合
  • 空売注文:1株を借りて売り、1株90円の時に株を買って返した場合、10円の利益。

 

本来なら、1株90円の時に株を買って、1株100円になった時に売り、10円の利益を得るというものです。

 

しかし、空売り注文は、そういう状況を見越して、持っていない株を売って、その後に実際に借りた株を買って返すのです。

 

実際の取引では、何らかの事情で暴落する株が分かっていて、その株を大量に空売りしておいて、値段が暴落してから買って返して、大収益を得たという事があります。

 

空売り注文とは取引の可能性の拡大

では、なぜこのような仕組みがあるのか。それは先ほどあげた、取引の可能性が一つあります。

 

値段の動きを見通して判断する事が出来るなら、それを活かそうという事です。

 

では、それはどうやって実現しているのか。

 

株式などの現物取引では、自己資金では買い戻せない場合もあります。

 

FX取引では、実際の通貨をやり取りしませんから、そういった心配はありません。

 

株などは貸すお客さんを”信用”して、お金を貸しているのです。

 

その事から、空売り注文は別名で信用売りとも言われます。

 

株を返してくれるという信用もあります。借りたままではいけませんから、いずれは返すことになります。

 

希望した値段にならずに、ずっと借りた株を返さないという事は出来ません。その保有期間は証券会社ごとに異なりますが、半年位が一般的でしょうか。

 

そういった信用等は、差金取引のFX取引には関係はありませんが、関連した事柄ですので説明をしました。

 

総括

最後に、FX取引の売り注文についての説明を総括します。

 

  • 1.FX取引は通貨ペアで行う
  • 2.FXは必ず売り買いをして取引が終わる
  • 3.FX取引は2の仕組みのため売り買いの順序を問わない

 

こういった要点になります。売り注文から始める一番の目的は、値下がりした場合、また値下がりを予想して、収益を求める事が出来る点です。

 

通常は円で外貨を買った場合、外貨の値段が上がる事が収益になります。

 

ですが、円を売って始めた取引は、外貨の値段が下がる事が収益になります。

 

目的の通貨の値段が上がらず、収益を求める機会がないなどの場合、売り注文を活用する事が出来ます。

 

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