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[FX]取引時間の選び方 時差との相関図 主要通貨ペア一覧 競合相手と取引相手のバランスを把握

FXは平日24時間、取引が可能です。

 

これは、世界中の国々でFX取引がされていて、その国々に時差がある事から、24時間の取引が可能なのです。

 

しかし、24時間の中で人が活動しない時間帯がありますから、FX取引が可能な時間帯で、人が多い時と少ない時があります。

 

日本の深夜帯は、日本に住んでいる人がFX取引をする機会は少ないです。しかし、日本の深夜帯が最もFX取引が盛んな時間の国もあります。

 

時差が関係して、各国でFX取引の盛んな時間帯とそうでない時間帯が異なります

 

こういった時間帯を把握して、敢えて狙う事もFX取引に活用できるポイントになります。

 

以下で日本円とのペアになっている主要通貨を、図を使って順に説明しています。

 

時差の活用とは

時差を活用するとは、同じ通貨を取引する相手が少なく、その通貨での取引相手が多い時間帯を狙う事です。

 

細かく説明すると、日本の17時から25時の間は、日本円をペアにしたFX取引が最も盛んになる時間帯です。

 

それは日本に住むトレーダーが、自由になる時間帯である事が一因ですが、それは他の国々も同じです。

 

日本での17時から25時の間は、日本円が多く注文される時間帯という事になります。

 

その後の、25時から9時の間は、睡眠や出勤の時間帯ですので、日本円の注文は少なくなる時間帯という事になります。

 

そうすると、日本での17時から25時の間は、日本円で取引するには競合相手が多いという事になり、その他は比較的少ないという事になります。

 

競合相手が多いという事は、自分の日本円の注文が約定しにくいという事になります。

 

では、時差の狙い目とは、日本円の競合相手が少なく、取引相手が多い時間帯、取引通貨の国が夜(17時~25時)であるという時間帯です。

 

時差の活用とは、競合相手が少なく取引相手が多い時間帯で取引をする事です。

 

以下、下記のように分類し、取引時間帯を表しています。

 

  • 深夜~朝=ナイトタイム
  • 朝~夕=シルバータイム
  • 夕~深夜=ゴールデンタイム

 

競合相手が多く取引相手が少ない場合 日本がゴールデンタイムで、取引通貨が用いられている国がナイトタイムの場合、競合相手が多く取引相手が少ないという事になります。

 

競合相手が少なく取引相手が多い場合 日本がナイトタイムで、相手国がゴールデンタイムの場合、競合相手が少なく取引相手が多いという事になります。

 

時差と取引のバランス
時差と取引のバランス

上図のように、時間帯が違えば、競合相手が多く取引相手が少ない、競合相手が少なく取引相手が多い、という時間帯が生まれます。

 

時差の活用の何故

では、なぜ時差の活用が必要なのでしょうか。

 

夜などは多くの人が仕事を終え、自由な時間を過ごしていて、FX取引が出来る環境にいます。

 

では、日本が夜の時に、深夜の国や朝の国は、それと比較するとFX取引を出来る環境にいる人は少ないはずです。

 

そういった国で用いられている通貨で取引する場合、取引相手が少ないという事になります。

 

取引相手が少ない時間に、日本ではFXが出来る状況のトレーダーが多い、つまり競合相手が多いという場合、バランスが悪いという事になります。

 

FXでは、日本円で収益を求める人同士は、取引相手にはなりません。

 

  • 日本円→×←日本円
  • 日本円→○←米ドルなどの外貨

 

そのため、日本のトレーダーは、外国のトレーダーの稼働時間を意識する必要があり、日本のトレーダーが多くても相手がいない時がバランスが悪いという事になります。

 

バランスが悪いと、注文を出しても、同じ日本円で注文を出す数が多く、それに対する注文の数が少ないという事になります。

 

すると、注文が約定しにくいという想定につながります。そういった場合、成行で早急に約定させたい場合や、指値での注文など、約定を逃す可能性が出てくるのです。

 

そのため、競合相手が少なく、取引相手が多いという状況の方が、取引するには適していると言えるのです。

 

取引時間を選んで約定率を上げるという事に繋がる時差の活用は、まず時差を把握する必要があります。

 

以下では、日本円との主要なペアの通貨を扱う国の時差について触れ、最後に一覧にしています。

 

アメリカとの時差と時間帯の差

日本とアメリカの差は、平均14.5時間(夏時間)です。これは米国内でも時差が3時間あるため、平均としています。

 

日本とアメリカの時差と、取引時間の各タイムを比較すると、以下のようになります。

 

日米の時間と取引帯の差
日米の時間と取引帯の差

上図の時間帯を比較すると、日本時間6時~9時の間が、日本ではFX取引が静かな時間帯で且つ米国内では盛んな時間帯という事になります。

 

これを通貨に直すと、日本円と米ドルの取引では、日本円で収益を求めるトレーダーが有利な時間帯という事になります。

 

不利な時間帯は、日本のゴールデンタイムです。その時間帯は米国内はナイトタイムですので、競合相手が多く取引相手が少ない時間帯という事になります。

 

カナダも同様 カナダドルを導入しているカナダも、アメリカと同様に国内で3時間の時差があります。

 

また日本との時差もアメリカと同様ですので、アメリカと同じという理解で良いと思います。

 

以下、主要通貨ペアの時差を説明しています。

 

イギリスとの時差

イギリスとの時差は、8時間です。*冬時間は9時間

 

夏時間の8時間は、日本の取引時間を8時間で3分割すると、それぞれ一つずつずれる事になり、比較的分かりやすい相関になっています。

 

日英の時間と取引帯の差
日英の時間と取引帯の差

上図の相関図を見ると、日本のナイトタイムは英国のゴールデンタイムです。

 

日本のゴールデンタイムは英国のシルバータイムです。

 

日本の時間帯は、イギリスの時間帯を一つ先取りしていると覚えると分かりやすいです。英国がナイトタイムなら日本はシルバータイムという事になります。

 

ユーロ圏との時差

FXの通貨にあるユーロを国の通貨に導入している国々をユーロ圏としています。

 

主にイタリアやフランス、ドイツやポルトガル、スペインなどのヨーロッパ諸国という大体の理解で良いと思います。

 

ユーロ圏はその国々がどこであるという事が重要なのではなく、時差と取引時間の相関が重要だからです。

 

ユーロ圏との取引帯の差
ユーロ圏との取引帯の差

ユーロ圏はほとんどイギリスと位置が変わりませんから、時差に大きな違いはありません。その違いは1時間ほどです。

 

ですので、ユーロ圏とイギリスとの時差はほとんど同じものとして覚えても良いと思います。

 

スイスも同様 主要通貨であるスイスフランを用いる国のスイスは、時差7時間です。*夏時間

 

そのため、ユーロ圏と同じとして良いと思います。

 

ニュージーランドとの時差

NZドルを導入しているニュージーランドは、日本より3時間進んでいます。

 

ニュージーランドとの取引帯の差
ニュージーランドとの取引帯の差

上図を見ると、同じ時間帯がほとんど重なっています。日本の22時までのゴールデンタイムは、ニュージーランドも同じですので、競合相手は多いですが、取引相手も多いという事になります。

 

オーストラリアとの時差

ここまでで、FXの主要通貨である米ドル、カナダドル、ポンド、ユーロ、スイスフラン、NZドルを導入している国々との時差を説明しています。

 

その他、豪ドルを扱うオーストラリアとの時差は、日本との時差はほとんどありません。+30分から-1時間ほどです。

 

そのため、日本とオーストラリアの取引時間はほとんど同じと考えて良いでしょう。

 

おさらい

最後に、日本円との通貨ペアになっている主要通貨をおさらいします。

 

  • 米ドル=カナダドル(-16)
  • ポンド≒ユーロ=スイス(-8)
  • オーストラリア≒日本(±0)
  • NZドル(+3)

 

数字と文字では瞬時に判断する事は難しいですが、図にしてみると分かりやすいですので、時差を比較する場合は上図を活用して頂きたいと思います。

 

時差を活用して取引時間を選ぶ事は無駄ではありません。しかし、必ずしも取引通貨が導入国のトレーダーだけで扱われているわけではないですし、またトレーダーの数や国の人口も違います。

 

米ドルの取引量がアメリカが深夜帯であるからと言って、必ず激減するとは限りません。それは米ドルを主体としてFX取引をしているトレーダーが深夜帯に活動していないとは限りませんし、またアメリカ在住とも限らないからです。

 

幅広く大きな資金で取引を重ねるトレーダーは多くの通貨を扱い、時間帯を問わず取引を行う事も、取引相手に関わってきます。

 

そういった事情はあっても、少なからず影響を及ぼす時間帯の差、時差は知っておいて損はないと思います。

 

また、それぞれの市場の取引傾向から、時間帯を選ぶ事についての可能性があり、それについては以下のページにて解説をしています。

 

 

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