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FX【トレイル注文】図解 | 値段を幅で注文する方法 損切と利確の同時発注が可能

FX取引の注文方法である「トレイル注文」。英単語は「Trail」で、意味は「引きずる、引っ張る」という事です。表記には「トレール」も用いられますが、どちらも同様です。

トレイル注文 とは、値段の幅を指定した注文方法

トレイル注文は、値段を指定するのではなく、値段の幅を指定する注文方法です。

例にすると、1円幅のトレール注文を出す、という使い方になります。

トレイル注文 図解
トレイル注文 図解

上図は「98円の時点で」1円幅のトレイル注文を入れた例です。

この時点では、97円になったら「逆指値注文」が発注される事になります。

トレイル注文 は、逆指値注文との組み合わせ

トレイル注文で、指定した値幅から算出される値段になったら、逆指値注文が発注されます。

発注は幅を下回った状況に限ります。  逆指値注文 = 指定した値段で成行注文の発注

トレイル注文 損切り 例
トレイル注文 不利な状況 損切り 例

上図は「98円の時点で」1円幅のトレイル注文を入れた後、97円に下がったので、逆指値注文が発注になった例です。

この例では、保有している通貨の損切りのために、指定した値段に下がったら通貨を売る、という場面を表しています。

しかし、こういう不利な状況のためだけに、トレイル注文を用いるのでは、その他の注文方法の方が適しています。

トレイル注文は、有利な状況にも対応できる事から、便利な注文方法として用いられています。

トレイル注文 は、有利な状況では値幅を引っ張る

意味の引っ張るという語源は、値幅を引っ張る事にあります。

取引が有利な状況の場合は、逆指値注文を発注することなく、指定した値幅を維持します。

トレイル注文 有利な状況 例
トレイル注文 有利な状況 例

この例では、1円幅のトレイル注文が出された98円の時点では、不利な状況(損をする状況)は、97円が1円幅になりますので、97円になったら逆指値注文が出されます。

有利な状況(得をする状況)、すなわち上昇した時の1円幅、99円になっても、逆指値注文は発注されません。

上図の場合、101円の上昇した時には、1円幅はそのまま維持され、不利な状況の値段は100円になります。

有利な状況から不利な状況になり、引っ張られた1円幅を下回った時に、逆指値注文が出されます。

トレイル注文 は、損切りと利益確定が同時に出来る

トレイル注文の後に有利な状況が続いている時は、逆指値注文は出されません。

有利な状況が、トレイル注文で指定した値幅まで転じて不利な状況になった時に、逆指値注文が出されます。

すなわち、不利な状況になったら直ちに利益を確定させる事が出来ます。

トレイル注文 損切 利確 例
トレイル注文 損切 利確 例

上図例では、上の線が利益確定を表しています。99円での決済売りをトレイル注文(1円幅)で出し、その後、有利な状況が続いているので、1円幅は維持されています。

101円まで上昇したところで下降に転じ、1円幅の100円をその後に下回っています。その100円の時点で利益を確定させる為の逆指値注文が出されます。

下の線の場合も、トレイル注文(1円幅)時点での97円より値段が上昇したら、その上昇した分だけ、1円幅の下限が引っ張られます。97.500円まで上昇したら、1円幅の下限は96.500円になります。

以上がトレイル注文の要点です。トレイル注文と他の注文方法に関する記事はこちら。

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